(※きょうの記事を音声で楽しんでください)

https://stand.fm/episodes/69f535e3ed27559ab018b6b2

今月もLINEから依頼いただいている複数名のフォロワーさんのお引き渡しが控えています。

ありがたい。

けど、そのうちの1件が強風の影響でカーポートの一部が破損という事態。

こういった事は、珍しいケースではないので記事にしました。

中古戸建てを買おうとしている方の参考になれば。

結論:契約書がすべてを決める

今回のケースでは、契約書の中に
「引渡し前に生じた破損については売主の責任で修繕する」
という内容がしっかり明記されています。

そのため、今回のカーポートの破損については、売主負担で修繕してから引渡しという流れに。

買主としては追加負担もなく、安心して引渡しを迎えることができます。

ようは、民法で買主側は守られているのでご安心を。

見落としがちな落とし穴

不動産契約では、「いつの時点で誰が責任を負うのか」というルールがあります。

2020年の民法改正により、現在は原則として
**引渡し前に生じた滅失や損傷については売主が責任を負う(債務者主義)**とされています。

そのため、今回のような強風によるカーポートの破損も、
基本的には売主側で修繕するケースが一般的です。

ただし注意したいのは、
契約で特約が定められている場合です。

不動産取引では、契約書の内容が優先されるため、
場合によっては修繕の範囲や対応方法が個別に決められていることもあります。

また、「現状有姿」での引渡しが前提となっている場合、
どこまで修繕が必要なのかで認識のズレが生じるケースもあります。

つまり、原則は売主負担ではあるものの、
細かい対応は契約内容によって左右される可能性があるという点は押さえておく必要があります。

トラブルを防ぐためにできること

では、こういったリスクを防ぐにはどうすればいいのか。

答えはシンプルで、契約前の確認がすべてです。

具体的には、
・引渡し前に破損があった場合の扱い
・修繕義務が売主にあるのかどうか
・現状有姿の範囲はどこまでか

このあたりは必ずチェックしておきたいポイントです。

そして、もし少しでも不安がある場合は、
契約前の段階で内容を調整・交渉することも可能です。

引渡し後に「そんな話聞いていない」となっても、
契約書がすべての基準になるため、後から覆すのは簡単ではありません。

まとめです

不動産購入は、「いい物件を見つけること」だけでは終わりません。
むしろ、本当に重要なのはその後の契約内容です。

今回のように、引渡し直前でトラブルが起きたとしても、
契約によって守られるかどうかが決まります。

逆に言えば、契約内容をしっかり理解していないと、
思わぬ出費やトラブルにつながる可能性もあります。

見えない部分こそ、しっかり確認する。
これが後悔しない不動産購入の大きなポイントです。

「知らなかった」では済まされない世界だからこそ、
事前のチェックを大切にしていきましょう。

ただ、担当をきちんと選んで購入すればこういっためんどくさいことは全て対応してくれるので担当を選んでから購入する。

このステップを踏めば今回のケースは覚えておく必要ないのでご安心を。

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