(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
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年齢や、これからの暮らしを考えて、

「できるだけ安い中古戸建てを買っておこう」

と思っていませんか?

きのうも、LINEからご予約いただいたフォロワーさんと、2回目のご面談でした。

まさに、将来のお金を心配して、物件価格を抑えようと考えている方です。

その気持ちは、よくわかります。

ただ、こういった相談で、いつもお伝えしていることがあります。

安い家を買ったからといって、安く暮らせるとは限りません。

きょうは、物件価格だけでは見えてこない、お金のお話です。

300万円安い家が、本当にお得なのか?

たとえば、こんな2つの物件があったとします。

A物件は、築20年台で1680万円。
B物件は、築30年台で1980万円。

価格だけを見れば、A物件のほうが300万円安い。

しかも、築年数も新しい。

「それなら、Aのほうがいいんじゃない?」

と思いますよね。

ただ、ここに、もうひとつ条件を足してみます。

A物件は、これから修繕が必要になりそうな家。
B物件は、必要な修繕やリフォームが済んでいる家。

こうなると、話が変わってきませんか?

仮に、A物件で住み始めてから5〜10年の間に、500万円の修繕費が必要になったとします。

1680万円+500万円=2180万円。

物件代と修繕費だけでも、B物件の販売価格を上回ります。

もちろん、500万円は比較のための仮定です。

でも、こうして並べてみると、

「買うときに安い」と「その後まで含めて安い」は違う。

ということが、わかると思います。

リフォーム済みの中身まで見て比べる

ここで大事なのは、

「リフォーム済みなら、何でも安心」

という話ではないこと。

壁紙を張り替えた。
キッチンが新品になった。

それも、うれしいポイントです。

ただ、屋根や外壁、給湯器などは、どうなっているでしょうか?

見た目がきれいでも、近いうちに手を入れる部分が残っていることはあります。

どこを、いつ直していて、これから何が必要なのか。

ここまで見て、初めて比較できるんです。

B物件にも今後の修繕費がかかるなら、それも足して考える。

AとBで、おなじ期間にどれくらいお金が必要になりそうかを見ていく。

築年数と販売価格だけでは、わからないところですよね。

さらに、修繕費は「いつ払うのか」も大切です。

購入後にまとまった工事費が必要になったら、貯蓄から払うのか、別に借りるのかを考えなければいけません。

いま払っている住宅ローンに、後からそのまま追加できるとは限らないんです。

別のローンを使う場合は、金利や返済期間によって、毎月の負担も変わります。

「そのときに考えればいいか」

と思っていた修繕が、家計を圧迫することも。

だから、買う前に、費用の目安と準備の仕方まで考えておきたいんです。

価格だけで外していた家が、候補になることも

きのうのフォロワーさんにも、こういったお話をしました。

すると、

「あれ、いままで金額だけで弾いていたけど、この家もいいかも…」

と、見方が変わったんです。

これまで予算オーバーだと思っていた家が、修繕の内容まで含めると、検討する価値がありそう。

そんな選択肢が見えてきました。

価格の上限だけで検索していると、出会えない候補もあるんですよね。

もちろん、予算をどんどん上げましょうという話ではありません。

大切なのは、目先の価格を下げることより、購入後も無理なく暮らせること。

物件代が安くても、あとから必要なお金が多ければ、負担は軽くなりません。

反対に、物件代が少し高くても、必要な修繕が済んでいれば、総額では納得できる場合もあります。

「この家はいくら?」の次に、「住むために、あといくら?」を考える。

この目線を持つだけで、中古戸建てさがしの候補は変わってきます。

不動産って、奥深いですね。

数字ひとつだけでは見えなかった選択肢が、少し視野を広げることで見つかる。

きのうのフォロワーさんが、これからどんな選択をされるのか、ぼくも楽しみです。

金額の比べ方が、いまいちわからない。

そんな方は、いつも通りLINEからご相談ください。

物件価格の先まで、一緒に考えるお手伝いしています。

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