(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6ae52e49284de9fe54ad08b6

今月は、新しく4組の方からご依頼をいただきました。

現在、総勢17組のフォロワーさんの中古戸建てさがしをお手伝いしています。

それぞれ、希望も違えば、気になっている物件も違う。

一軒ずつ調べていると、いろんな出来事があるんですが、今回は、ぼく自身が少し反省したお話です。

「また、このパターンか…」

と思った相手に電話したら、予想とは違う対応が返ってきました。

経験が増えるのも、いいことばかりじゃないですね。

載っていないだけで、身構えていました

先日、ご面談を終えたフォロワーさんに、気になっている物件がありました。

そこで調べてみたところ、不動産会社同士で情報を共有する「レインズ」に見当たらない。

広告の表示は、専任媒介。

1週間ほど経っても見つからず、

「あれ?これは、ひょっとして…」

と、身構えることに。

これまで、他社からの紹介を断られたり、問い合わせても話が進まなかったり。

そういう経験を、何度もしているので。

ただ、登録期限は媒介契約を結んだ日や休業日などを確認して数えるもの。

見つからないというだけで、違反や囲い込みと決められるわけではありません。

それでも、頭のなかでは、過去のやり取りが再生されていました。

「紹介は無理です」
「何でですか?」
「……担当から折り返します」

そして、そのまま1週間。

ああ、今回もこれかな…。

正直、そんな気持ちで電話しました。

返ってきたのは、きちんとした説明でした

ところが、今回の返事は違っていて、

「この物件は、売主さんのお知り合いが検討されている途中でして。その結果次第でレインズに載せる予定です。ご迷惑をおかけして、すみません」

そう、状況を説明してくださったんです。

門前払いされると思っていたので、少し拍子抜け。

少なくとも、なぜ今その状態なのか、相手がどう進めようとしているのかは聞けた。

話をせずに諦めていたら、知らないままだった情報です。

もちろん、知り合いが検討中だから、登録期限を延ばしていいという話ではありません。

登録のルールを守っているかと、電話で丁寧に対応してくれたかは、別です。

ただ、今回ぼくが感じたのは、

「最初から、話が通じない相手だと決めつけなくてよかった」

ということでした。

きちんと状況を説明してもらえると、こちらもフォロワーさんに伝えられます。

まだ結果が出ていないこと。
現時点では、購入できると決まったわけではないこと。

わかったことを整理して、次の相談ができます。

聞いても無駄だろうと思っていた電話が、判断材料を得る時間になった。

ここは、ぼくにとっても気づきでした。

経験は使っても、決めつけには使わない

この仕事を10年以上していると、

「この流れ、前にもあったな」

と思う場面が増えます。

経験があるから、早めに気づけることもある。
気を付ける場所も、見えてくる。

それは、仕事をするうえで役立っています。

でも、その一方で、

「どうせ、今回も同じでしょ」

と、確認する前に結論を出しそうになることもあるんですね。

過去の経験が、目の前の相手を見なくなる理由になっていたら、もったいない。

今回、そう思いました。

フォロワーさんが気になっている家です。

ぼくが勝手に諦めて、その可能性を閉じてしまうのは違いますよね。

聞いてみる。
事情を確認する。
わかったことを、本人に伝える。

そのうえで、待つのか、別の候補も探すのかを一緒に考える。

やることは、シンプルです。

今回は、物件を買えることが決まったわけでも、問題が全部解決したわけじゃないですが

でも、電話したから、話がひとつ進みました。

ダメ元でも、まず動いてみる。

毎月、ご縁があってお手伝いさせていただくなかで、こういう基本を思い出させてもらっています。

さて、きょうはこのあと、今回のフォロワーさんとの2回目のご面談です。

確認できたことを共有して、これからどう進めるかを一緒に考えてきます。

経験を積んでも、決めつけずに。

この仕事の奥深さをしった、今日この頃です。

 

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