(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
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きょうもLINE相談の中から、1組の方の質問をピックアップ。

要約すると、

「気になっている築浅物件があります。でも、2年近く売れていないことがすごく気になります」

というもの。

いかがでしょうか?

僕の場合、1年売れていないだけでも、

「おやおや?」

と、ちょっと慎重になります。

それが2年となると、かなり慎重に見ます。

なぜなら、売れていないのには、やっぱり何かしら理由があるから。

売れていないのは「みんなが見た結果」

不動産というのは、売りに出た瞬間から多くの人の目に触れます。

SUUMOやアットホームなどに掲載されれば、そのエリアで家を探している人は一度くらい目にしている可能性が高い。

それなのに、1年、2年と売れていない。

これは言い換えると、

「多くの人が見たけど、買うまでには至らなかった」

ということ。

もちろん、

「売れていない=悪い家」

ではありません。

問題は、家の魅力と販売価格が釣り合っているか?

ここです。

今回ご相談いただいた物件は、築10年以内の築浅でした。

いままでの経験上、築浅なのに長期間売れていない物件は、価格とのバランスが崩れているケースが大半です。

築浅物件ほど「売主の事情」が価格に乗りやすい

築浅物件って、意外といい値段で売り出されます。

なぜなら、売主さんも高いお金を払って家を建てているから。

注文住宅なら、土地や建物だけでなく、外構、設計費、諸経費など、いろんなお金がかかっています。

住宅ローンの残債も。。。

そうなると、

「できれば、このくらいでは売りたい」

という売主さん側の事情が出てきます。

結果として、実際の中古市場で評価される金額よりも高い、いわゆるプレ値でスタートすることになります。

もちろん、最初はそれでもいいんです。

反応がなければ、価格を見直せばいいので。

ところが、価格をほとんど変えないままズルズル掲載され続ける物件があります。

すると今度は買主から、

「この家、ずっと売れてないけど何かあるの?」

と警戒される。

こうなると、さらに売れにくくなる。

このパターン、本当によく見かけます。

「買っちゃダメな物件」より「買っちゃダメな価格」

ここが一番伝えたいところ。

不動産というのは、

「買っちゃダメな物件はない。でも、買っちゃダメな価格はある」

と思っています。

2年間売れていない家でも、価格が下がって市場価格と釣り合えば、十分に検討できる物件になるかもしれません。

逆に、家そのものが気に入ったからといって、割高な価格のまま買ってしまうと大変です。

なぜなら、次に売るときに困るのは自分だから。

ずっと住み続けるつもりなら、それもひとつの考え方。

でも、

「子どもが大きくなったら住み替えるかも」

「転勤する可能性がある」

「将来は実家の近くに戻るかもしれない」

そんな可能性が少しでもあるなら、出口も考えておくべき。

2年売れていないという事実は、無視していい情報ではありません。

ただし、それだけで「買わない」と決める必要もありません。

大切なのは、

なぜ売れていないのか?
そして、今の価格なら買って大丈夫なのか?

ここを冷静に確認すること。

売れ残っている家には、売れ残っている理由があります。

その理由が解消できるものなのか。

それとも、自分が次の売主になったときにも同じ問題を抱えるのか。

そこまで考えてから判断することを念押しします。

ここら辺は、不動産会社の力を借りないと、うまく判断できないと思うので、そういった会社と付き合うのがよきです。

間違っても、売主側の不動産会社に相談しちゃダメですよ。

「この家は買わない方がいいですよ」

なんてことは言ってくれないので。

リアルな現場からのアドバイスは以上です。

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