比較するのが難しい時代だから「人」を頼るという選択肢
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a96134cf5bc4cdf7c553acd
1万円の扇風機すら、なかなか決められない
いま、扇風機が欲しいんですが苦戦しています。
普通の扇風機にするのか、それともDCモーターの扇風機にするのか。
音にかなり敏感なので、できれば静かなものがいい。
そう考えるとDCモーターのほうが向いていそうなんですが、普通の扇風機より価格が高い。
そこでYouTubeを見ると、
「DCモーターは静かでおすすめです」
という人もいれば、
「普通の扇風機で十分です」
という人もいる。
なるほど。
どっちも正解なんだ。。。
(ここで沼にはいる)
さらにレビューを見たり、価格を比較したり、セールを待ったり……。
(…さらに沼へ)
結局、ネットで安くなっているタイミングを見つけて、DCモーターの扇風機を購入しました。
ところが。
そうこうしているうちに、もう夏が終わろうとしています。
たかだか1万円程度の買い物なのに、このあり様。
これ、僕だけでしょうか?
情報が多いほど「正解」がわからなくなる
いまは、なんでも簡単に比較できる時代じゃないですか。
昔なら、お店に行って店員さんに聞くしかなかったことも、今ならYouTube、Google、口コミ、SNSなどで大量の情報を集められます。
便利。
めちゃくちゃ便利。
でも、便利になった一方で「結局どれを選べばいいの?」となりやすくなった気もします。
情報が少ない時代は、選択肢が少ない。
情報が多い時代は、選択肢が多すぎる。
その結果、比較するだけで疲れてしまう。
しかも、ネット上では、それぞれ違う情報がながれています。
Aさんは「これが最高」
Bさんは「いや、こっちで十分」
Cさんは「そもそも、それを買う必要がない」
……もう何を信じればいいのか。。。
そして住宅購入になると、この問題が一気に大きくなります。
扇風機なら1万円程度。
でも、住宅になると1000倍以上も。
中古戸建てなら、建物の状態、土地、道路、境界、雨漏り、シロアリ、リフォーム費用、住宅ローンなど、チェックすることが山ほどあります。
これを全部、自分で調べて判断する。
そりゃ疲れます。
「わからないことがわからない」なら、人を頼る
たとえば裁判。
法律について膨大な情報がネットにあったとしても、自分で過去の判例を全部調べて、自分で裁判に挑もうとは普通思いません。
弁護士に相談しますよね。
不動産も、同じ感覚でいいと思っています。
特に中古戸建ては、
「何をチェックすればいいのか」
「この状態は問題ないのか」
「この価格は妥当なのか」
というように、そもそも「何がわからないのかがわからない」ことがあるじゃないですか。
だからこそ、早い段階で人に相談する。
知り合いに不動産に詳しい人がいるなら、その人に聞いてみる。
普段からよく見ているYouTubeチャンネルがあるなら、その発信者に相談してみる。
もちろん、最終的な判断は自分。
でも、最初から最後まで全部ひとりで調べる必要はありません。
不動産を購入するとき、仲介会社が存在している理由のひとつも、そこにあると思います。
「わからないことを一緒に整理してもらう」
「自分では気づかなかった問題を見つけてもらう」
これだけでも、かなり心の負担は減ります。
しかも、弁護士などと違って、不動産会社への相談は基本的に相談料がかかりません。
だったら、苦しみながら何時間もネットを検索する前に、一度相談してみる。
これも立派な選択肢。
情報を集めることが悪いわけではありません。
ただ、情報が多すぎて決められなくなっているなら、「もっと調べる」ではなく「人に聞く」という方法もあります。
僕自身、1万円の扇風機でこれだけ悩みましたから。。
数千万円の住宅で悩むのなんて、当然なんですよね。
ひとりで全部背負う必要はまったくなくて、「人を頼る」というのも、家を買うときの大切な選択肢だと思います。
現場からは以上です。
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