(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
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フラット35の金利が3.5%目前になっている、というニュースを見ましたか?

今月も高い水準ですが、来月も3.420%程度で据え置きになるのでは、という予想が出ています。

こういうニュースを見ると、

「これからの住宅ローン金利は……」
「もっと上がったらどうしよう……」
「今のうちに家を買ったほうが……」

と、心がそわそわしませんか?

でも、僕はこう思っています。

金利は、そこまで気にしなくてもいい。

もちろん、住宅ローンを組む以上、金利はめちゃくちゃ重要。

でも、「これから金利がどうなるか」を気にしすぎても、あまり意味がないんですよね。

なぜなら、自分ではコントロールできないから。

金利を自分で下げることはできない

たとえば、今月の変動金利が1%前後だったとして、

「来月は0.5%にしてください!」

と言っても、そんなことはできません。

10年後の金利を当てることも不可。

なので、住宅ローンの比較サイトで0.1%下げる努力を必死でするひともいますよね?

これはこれで大切。

でも、そこだけに集中すると、ちょっとした金利差を追いかけ続けることになります。

0.1%低いところを見つけた。

「よし、これで安心!」

と思ったら、今度は、

「でも日銀が利上げしたらどうなる?」
「変動金利ってもっと上がるんじゃない?」
「固定金利のほうがいいのかな?」

と、次の不安がやってきます。

金利を追いかけているはずなのに、気づいたら不安を追いかけている。

これ、結構しんどいんですよね。

だから、僕は「金利をどうするか」よりも、

金利が上がったら、自分はどうなるのか?

を考えるほうが大切だと思っています。

「3%になったら?」を考えてみる

たとえば、現在の住宅ローン金利が1%前後だとします。

じゃあ、2%になったら?

3%になったら?

そのとき、毎月の返済額はいくらになるのか。

そして、その返済額になっても生活できるのか。

ここを一度シミュレーションしてみる。

もし3%になったら生活がかなり苦しくなるのであれば、

「金利が上がらないこと」を祈るのではなく、

そもそもの購入予算を下げる。

あるいは、

毎月の生活費を見直しておく。

それでも厳しいなら、

今は家を買わない。

という選択肢も出てきます。

これなら、金利が2%になろうが、3%になろうが、

「さて、どうしよう……」

と慌てる必要がありません。

すでに考えているから。

目先の対策と、根本対策は両方やる

もちろん、できるだけ低い金利の住宅ローンを探すことも大切。

0.1%でも低ければ、長い住宅ローンでは大きな差になります。

だから、

「金利を下げる努力をするな」

という話ではありません。

僕が言いたいのは、

目先の金利を下げることと、金利が上がっても困らない準備は別物ですよ。

ということ。

目先の金利を少しでも下げるのは、いわば緊急対策。

一方で、

「2%になったらどうなる?」
「3%でも返せる?」
「その場合、どこまで予算を下げればいい?」

と考えるのは、根本対策です。

この2つを両輪で考えておく。

そうすると、金利のニュースを見ても、

「3.5%目前か……。じゃあ我が家はどうなるんだ?」

と、自分の家計に置き換えて考えられるようになります。

逆に、何もシミュレーションしていないと、

「3.5%!」
「また上がった!」
「ヤバい!」

と、ニュースを見るたびに心がざわざわします。

住宅購入で大切なのは、金利を当てることではないです。

金利がどうなっても、無理のない予算で買うこと。

未来の金利は、誰にも分かりません。

だったら、未来を当てにいくより、

未来がどうなっても困らないように準備しておく。

そのほうがずっと現実的じゃないですか?

この内容が、心ザワザワしている人のお役に立てばうれしいです。

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