(※きょうの記事を音声で楽しんでください)

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先日、LINEからこんな相談をいただきました。

「1年以上売りに出しているのに、まったく売れません…」

よく話を聞いてみると、立地や建物に致命的な問題があるわけではありませんでした。

むしろ、「普通に売れてもおかしくない物件」。

にもかかわらず、1年以上も動かない。

この時点で、違和感がひとつ。

物件ではなく、“売り方”に問題がある可能性が高いです。

実際に中身を確認してみると、案の定、いくつかの見過ごせないポイントがありました。

今回は、そのリアルな事例をもとに「なぜ売れないのか?」を解説していきます。

価格設定がふわっとしすぎている

まず一番大きかったのが、価格設定。

売主さんに聞くと、
「なんとなくこのくらいかなと思って…」
という、かなり感覚的な決め方でした。

これは正直、かなり危険です。

中古戸建ては“個体差”が大きいからこそ、

・周辺の成約事例
・現在の売出物件
・土地と建物のバランス

こういったデータをもとに、現実的な価格を設定する必要があります。

ここがズレているとどうなるか。

市場から“存在しないもの”として扱われます。

つまり、「検討すらされない物件」になってしまうんです。

1年以上売れていない物件の多くは、
この“入口”の時点でつまずいています。

専任なのに定期報告がない

さらに驚いたのがここ。

専任媒介契約を結んでいるにもかかわらず、
定期報告が一切ないとのこと。

本来、専任媒介であれば
・2週間に1回以上の業務報告義務
があります。

この報告では、

・問い合わせ状況
・内覧数
・反響の内容

などが共有されるはずです。

これがないということは…

売却活動が“見えない状態”になっているということ。

売主さんからすると、
「ちゃんと販売してくれているのか分からない」
という不安にもつながります。

しかも、この状態が1年以上続いている。

これはさすがに、放置と言われても仕方ありません。

レインズ未登録という致命傷

そして決定的だったのが、

レインズに登録されていなかったこと。

これは完全にアウトです。

専任媒介の場合、
契約締結から7日以内にレインズ登録が義務付けられています。

ここに登録されないとどうなるか。

他の不動産会社が物件情報を把握できません。

つまり、
“世の中に出ていない物件”と同じ状態になります。

どれだけ良い物件でも、
見てもらえなければ存在しないのと同じ。

例えるなら、電気を消したままお店を開いているようなものです。

気づかれない限り、誰も入ってきません。

売れない理由は、意外とシンプル

今回のケースをまとめると、

・価格設定がズレている
・販売状況が見えない
・そもそも情報が流通していない

この3つが重なっていました。

これでは、売れるものも売れません。

逆に言えば、

“正しい売り方”をすれば動く可能性は十分にある

ということでもあります。

中古戸建ては「物件がすべて」と思われがちですが、
実際は“売り方”の影響がかなり大きいです。

もし今、
・長期間売れていない
・状況がよく分からない
という方は、一度立ち止まって見直してみることをおすすめします。

意外と、原因はシンプルなところに潜んでいるかもしれません。

不動産会社を比較することが、だれだけ大切なのか?

この記事をみて少しでも伝わってくれると嬉しいです。

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