(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a9b3c2f5340306bbdadacb2

土曜日は気になるニュースをピックアップしているんですが、特に「これだ!」というニュースが、今週はありませんでした。

なので今回は、メインチャンネルで反応がよかった内容を、少し深掘りしてみます。

それが、

「救ってあげたかったけど無理だった物件」

という動画。

この動画でお伝えしたかったのは、

「売主さんのこだわりは、買主さんには伝わらないことがある」

ということ。

もちろん、一生その家に住むつもりなら問題ないです。

「自分が好きだから、この家に1,000万円かけてリフォームする!」

これも全然アリ。

でも、

「できれば将来売るときに、かけたお金を少しでも回収したい」

と思っているなら、ちょっと話が変わってきます。

今回は、そんな方にだけ見てほしい内容です。

なぜ、こだわりの強い家は売れにくいのか?

理由はシンプルで買主の好みではないうえに、高くなりやすいから。

ようするに、

「あまり魅力的に感じないのに、価格だけ高い」

という状態になると、誰も見向きしてくれません。

たとえば、

「半永久的にメンテナンスしなくていい外壁を使っています!」
「防火性能もめちゃくちゃ高いです!」

という家がネットに出ていたとします。

これを見て、

「うわぁー!めちゃくちゃ魅力的!」

となるでしょうか?

たぶん、100人いたら反応するのは……1人いるかどうか。

いや、1人もいないかもしれません。

性能が悪いと言っているわけではありません。

むしろ、すごく良い外壁なのかもしれない。

でも、「良いもの」と「買いたいもの」は別なんです。

「自分は好き」と「他人も好き」は違う

たとえば、

「壁紙は水玉模様。天井は空模様の壁紙を採用しているので、メルヘンな家です!」

という中古戸建てがあったら、どうでしょう?

「かわいい!ここに住みたい!」

と思う人もいるでしょう。

でも大半の人は、

「……リフォームしてシンプルにしよ」

となるんじゃないでしょうか。

さらに、

「もともと3LDKだった家を、壁を全部ぶち抜いて50畳の1LDKにしました!」

という物件があったとしても、

「最高!買います!」

とはなりにくいですよね。

中古戸建てを探している人の多くはファミリー層。

子ども部屋が必要だったり、将来的に部屋を分けたかったりする。

そう考えると、50畳の1LDKはかなり使いにくい。

もちろん、こういう家を好きになる人もいます。

ただ、買ってくれる人の母数が一気に減ってしまうんです。

マイホームのこだわりは「売るとき」まで考える

自分の家なんだから、自分の好きなデザインにする。

これは当然です。

むしろ、それこそマイホームの醍醐味。

ただし、

「自分のこだわりが、次の買主にも評価されるか?」

これはまったく別の話。

ここを混同してしまうと、

「こんなにお金をかけたのに、全然評価されない……」

ということが起こります。

家に1,000万円かけてリフォームしたからといって、売却価格が1,000万円上がるとは限りません。

むしろ、買主からすると、

「自分の好みにリフォームしたいから、その分安くしてほしい」

となることが多々。

だから、これから中古戸建てを購入する方は、

「自分が好きか?」だけではなく、「将来、他の人が見ても欲しいと思う家か?」

という視点も、少しだけ持っておいてください。

マイホームは自分のために買うもの。

でも、売る可能性が少しでもあるなら、次の人のことまで考えておく。

いまは、「ピン!」とこないかもしれませんが覚えておいて損はないですよ。

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