はじめてのピンチをなんとか乗り切ってきた
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a7a53720bc1c6da7fa9961b
きのうは、フォロワーさんとの決済でした。
いつものように、
「これで大丈夫」
というところまで準備をして、当日に。
決済というのは、何度やっても少し緊張します。
お金が大きく動くし、売主さん、買主さん、司法書士さんなど、いろんな人が関わるので。
だからこそ、事前準備はかなり入念にします。
今回ももちろん、万全のつもりでした。
ところが。
決済当日。
まさかの事件が起きました。
まさかの「暗証番号がわからない」
今回の買主さんは、値段も比較的安価だったので住宅ローンを使わずに現金で購入。
住宅ローンを利用する場合は、銀行から振り込まれたお金を使って、売主さんへの残代金や仲介手数料などを支払っていきます。
一方、現金購入の場合は、
「自分の預金から必要なお金を出して、各所へ支払う」
という流れになります。
普通の銀行であれば、万が一ATMで出金できなくても、窓口があります。
なので、最悪の場合でも銀行へ行けば何とかなる。
ところが今回はネット銀行。
しかも、決済当日に必要な金額を出金しようとしたところ……
暗証番号がわからない。
「……ん?」
一瞬、時間が止まりました(汗)
もちろん、事前に指定口座へお金を入れておくことや、当日に必要な金額を出金しておくことなど、何度もご案内。
準備もしていました。
でも、
暗証番号を忘れてしまった。
これは、さすがに想定していませんでした。
こういうときに経験値が出る
さて、ここからです。
決済というのは、時間も決まっています。
売主さんもいます。
司法書士さんもいます。
ほかにも関係者がいます。
そんな中で、
「暗証番号がわかりません……」
となると、普通なら焦ります。
ぼくも駆け出しの頃だったら、かなりパニックになっていたと思います。
「どうしよう」
「決済できないかもしれない」
「今日中に終わらなかったらどうなるんだ」
頭の中でいろんなことがグルグル回っていたでしょう。
でも、今回は違いました。
まず、
「出金できないなら、次はどうする?」
と考える。
それがダメなら、
「じゃあ、その次は?」
と考える。
ひとつずつ可能性を潰していく。
結果的には、2手、3手と別の方法を考えながら対応して、無事にお取引を完了することができました。
終わった瞬間、
「ふぅ……」
です(笑)
こういうのって、終わってしまえば大したことないように感じるんですよね。
でも、その場にいると結構なプレッシャーです。
そして今回、改めて感じました。
この仕事は、経験値がモノをいう
この仕事を始めて10年以上になります。
これくらいやっていると、
「もう大体のことは経験したかな」
と思うことも。
ところが、まだありました。
「そんなことある!?」
という今回のようなケースが。
今まで経験したことのないタイプのトラブルでした。
だからこそ面白い。
いや、できれば決済中には起きてほしくないんですけどこういう経験が次につながっていくんだと思います。
今回経験したことで、今後はネット銀行を利用される現金購入のお客さんには、
「暗証番号、大丈夫ですか?」
という確認まで必要になるかもしれません。
そして、もし同じようなことが起きたとしても、今回より早く対応できるはず。
この仕事は、もちろん知識も必要。
法律や不動産の知識も必要です。
でも、それだけでは足りないず
現場でしか身につかないものがあります。
予定どおりに進まないときに、どう動くか。
想定外のことが起きたときに、どこまで冷静でいられるか。
そして、
「じゃあ次はどうする?」
と考えられるか。
そういう意味では、少し職人的な仕事なのかも。
マニュアルだけでは対応できないことが、現場では起こります。
だからこそ、経験が積み重なるほど、少しずつ対応できることが増えていく。
10年以上やってきても、まだ初めてのピンチがある。
でも、そのピンチを乗り切れたことで、またひとつ経験値が増えました。
しかし、冷静を装ってましたが帰りの新幹線でドッと疲れが出たのはここだけの話ですw
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