適切な内覧回数について
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6ac6daabedbc43c82a1d93c3
きょうは、LINEにいただいた相談から。
「6回は内覧しているんですが、なかなか、これだと思う物件がなくて…」
いかがでしょうか?
週末になると内覧へ。
写真ではよさそうだったけど、実際に見ると何か違う。
またサイトを開いて、次の物件を探す。
気づけば、楽しみより疲れのほうが大きくなっている。
今回の視聴者さんと、おなじ状態になっている方はいませんか??
そんな方に、きょうお伝えしたいのは、ひとつ。
次の内覧を予約する前に、家に求めるものを整理してみてください。
見る件数を増やすより、先にやってほしいことがあります。
たくさん見たら、決められると思っている人へ
中古戸建ては、大きな買い物なので
「いろいろ見てから決めたい」
「比較しないと後悔しそう」
「勉強のためにも、まず内覧へ」
その気持ちはわかります。
でも、何を基準に選ぶかが決まっていないと、見れば見るほど迷ってしまうんです。
前の家は、リビングが広かった。
その前の家は、駅に近かった。
きょうの家は、きれいだった。
それぞれのいいところが、頭のなかに並んでいって
そして、いつの間にか、
「全部そろった家はないかな?」
と探し始めるんです。
でも、別々の家のいいところを集めてできた理想の家は、まず見つかりません。
比較しているつもりが、条件を増やしている。
これでは、ゴールのないマラソン。
走っているのに、どこで終わればいいかわからない。
そりゃ、疲れますよね。
目安は、3件まで
ぼくらに相談してくださる方にも、
「すでに3件以上見ましたが、ピンとくるものがありませんでした」
とおっしゃる方がいます。
体感では、4割くらいでしょうか。
それくらい、珍しくない相談です。
そこで、ぼくが担当するときの見直しの目安にしているのが、
内覧3件で黄色信号。
5件以上なら赤信号。
「いったん、選び方を確認しましょう」というサイン。
買う家は、最終的には1つですよね?
件数をこなすことが目的になると、自分たちが何のために中古戸建てさがしを始めたのか、わからなくなります。
「なんとなく違う」
「もう少しいい家がありそう」
この言葉が続いているなら、次の物件にも、おなじ感想を持つことに。。。
その「違う」は、どこなのか。
「もっといい」とは、何がよくなることなのか。
そこを言葉にするほうが、次々と内覧するより先です。
必要なのは、もっと多くの物件ではなく、自分たちの判断基準。
ここです。
次の予約より、まず紙とペンを
すでに何件も見て疲れている方は、いったん内覧の予定を入れる手を止めましょう。
そして、メモ用紙を1枚。
そこに、家に求めていることを書き出します。
通勤時間を短くしたい。
駐車場は2台分欲しい。
家族それぞれの部屋が欲しい。
毎月の支払いには余裕を残したい。
頭に浮かぶものを、まず全部出してみる。
そのあとで、
「絶対に外せないこと」
「できれば欲しいこと」
「なくても暮らせること」
に分けて、優先順位を付けてください。
たとえば、駐車場2台が絶対条件なら、そこは守る。
一方で、壁紙の好みは、あとから変えられるかもしれません。
何をかなえたくて、何なら譲れるのか。
ここが決まると、物件を見るときの目線も変わります。
おすすめは、スマホやパソコンより、紙に書くこと。
頭のなかで考えているだけだと、どれも大事に思えるので。
でも、並べて眺めると、
「こっちは、そこまで必要じゃないかも」
と整理しやすく感じます。
ご家族で、それぞれ書いて見せ合うのもいいと思います。
意外と、優先したいことが違うかもしれません。
希望を100%満たす家を待ち続けるより、自分たちが大切にしたい条件を満たす家を選ぶ。
そのための準備です。
次の内覧を増やす前に、まず紙とペン。
中古戸建てさがしで足が止まっている方は、ぜひ試してみてください。
この業界に10年以上いますが、この方法で救われた方は数知れず。
ぜひ、お試しください。
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