築50年過ぎの実家で確信していること
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a78e4668324ea34227d131b
きょうは広島でお取引があるため、
実家に一時帰省しています。
うちの実家は築50年以上。
もう。半世紀すぎてます。
でも、実家に帰るたびに思うことが。
「家って築年数だけでは、ほんとうに判断できないな」
ということ。
中古戸建てを検討されている方からも、
「築40年って大丈夫ですか?」
「築50年だと、やっぱり住みにくいですか?」
こんな質問をいただくことがあります。
もちろん、築年数が新しい住宅のほうが、
性能面で有利なケースは多いと思います。
でも。
築年数だけを見て、
「古いからダメ」
と判断してしまうのは、かなりもったいない。
きょうは、そんな体験談のお話を。
吹き抜け=夏は暑い?
うちの実家には吹き抜けがあります。
吹き抜けと聞くと、
「夏は暑くてたまらないんじゃないですか?」
と思う方も多いかもしれません。
実際、家探しをされている方の中には、
「吹き抜けは暑そうだから避けます」
という方もいます。
もちろん、そう考える気持ちもわかります。
冷暖房効率という面だけを考えれば、
不利になるケースもあるでしょう。
でも。
うちの実家。
全然、平気なんです、
夏でもエアコンをつければ普通に快適。
吹き抜けがあるからといって、
「暑くて生活できない!」
なんてことはありません。
「古い家は寒い」
「古い家は暑い」
「築年数が古いから快適に暮らせない」
こういった話もよく聞きます。
でも、実際には一軒一軒、
環境がまったく違うんですよね。
日当たり。
風通し。
周囲の建物。
屋根や壁の状態。
過去にどんなリフォームをしているのか。
これらによって、
同じ築年数でも住み心地は大きく変わります。
築40年の家でも快適な家はあるし
逆に築10年、20年でも、
「なんか夏暑いな…」
という家もあります。
だから、
吹き抜けがあるからダメ。
築年数が古いからダメ。
と決めつけるのは早いんです。
さすがに窓は限界でした
とはいえ。
「築50年でも何もしなくて快適です!」
と言いたいわけではありません。
うちの実家も、
さすがに窓の断熱性能はかなり低かったです。
夏になると窓サッシはアツアツ。
冬になると結露。
しかも結露どころか、
窓に氷が張ることもありました。
福岡で窓が凍る。
なかなかのパンチ力。
さすがにこれは改善したほうがいいということで、
二重窓にするリフォームをしました。
費用は150万円ほど。
安い金額ではありません。
でも、毎年、
「夏は暑いなぁ…」
「冬は寒いなぁ…」
「また結露してる…」
と思いながら暮らすことを考えると、
必要な部分にお金をかける価値は十分あります。
築50年の住宅でも、
家全体を新築レベルにリフォームしなくてもいい。
弱い部分を見つけて、そこを改善する。
これだけでも住み心地は大きく変わります。
もちろん、状態によっては、
大規模な工事が必要な家もあります。
でも逆に、
「古いから全部やり直さなきゃ!」
と思い込んでしまう必要もありません。
築年数より、その家を見てください
以前、築40年半ばの中古戸建てを
フォロワーさんに購入していただきました。
一般的に聞くと、
「築45年!?」
と思う方もいるかもしれません。
でも、その家。
エアコンをつければ、
夏も冬もかなり快適。
結露もほとんど起きない。
断熱リフォームに何百万円もかけないと
住めないような家ではありませんでした。
ここが中古戸建ての難しいところでもあり、
面白いところでもあります。
同じ築45年でも、
ものすごく寒い家もある。
快適な家もある。
雨漏りしている家もある。
しっかりメンテナンスされている家もある。
つまり、
築年数だけでは、その家の本当の姿はわからない。
だからこそ、
中古戸建てを見るときは、
「築何年ですか?」
だけで判断するのではなく、
「この家は、今どんな状態なのか?」
を見ることが大切。
夏に暑いのか。
冬に寒いのか。
結露は起きるのか。
窓はどうなのか。
断熱材は入っているのか。
過去にどんなメンテナンスをしているのか。
必要なら、
購入後にどこを改善すればいいのか。
こういったところを見ていく。
築年数は、もちろん大切な情報です。
でも、
50年前に建てられた家でも、
しっかり手を入れながら大切に住まれていれば、
まだまだ快適に暮らせることがあります。
逆に、比較的新しい家でも、
環境やメンテナンス状況によっては、
思った以上に住みにくいこともあります。
中古戸建てを探していると、
数字で判断したくなる気持ちはよくわかるんですが
家探しはそんなに単純じゃないです。
だからこそ、
気になる家が見つかったときは、
「築年数が古いからやめよう」
ではなく、
「この家は、どこまで快適に暮らせる状態なのか?」
を見てほしい。
そして、少し手を入れれば快適になるのであれば、
築年数だけで候補から外してしまうのはもったいないと思います。
うちの実家も築50年以上。
吹き抜けもあります。
窓には以前、氷も張っていました。
それでも今、
普通に快適に暮らしています。
築年数では測れない。
これは、古い家に住んでいるからこそ、
毎回実感することです。
それでは、広島にいってきます!
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