この猛暑を乗り切るには”断熱リフォーム”しか手はないのか?
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a5c17d5be830b5a0b38fded
きのうもライブ配信ありがとうございました。
冒頭でもお話した
東京都が実施した調査では、
約6割の人が「冷房だけでは暑さ対策に限界を感じる」
と回答したというニュースについて。
たしかに、ここ数年の暑さは異常。
35℃どころか40℃に迫る日も。
エアコンをつけても部屋がなかなか冷えない。
電気代も気になる。
「もう断熱リフォームしかないのかな…」
そう感じる人が増えるのもわかります。
ただ、記事を読んでいて少し気になったことが。
それは、
「冷房が限界」=「断熱リフォームが必要」
という流れになっていたこと。
誤解してほしくないのは、断熱性能がたかい家。
やっぱ、快適な場面がおおいです。
住んでいるからわかります。
これは間違いないです。
でも、全員が高額な断熱リフォームをする必要があるかというと、それはまた別の話。
まずは「家の状態」を確認する
暑い原因は、本当に断熱不足とは限らないです。
例えば…
・エアコンの能力が部屋に合っていない
・フィルターが汚れている
・西日が強く差し込む
・遮熱カーテンやシェードを使っていない
こんなケースも意外と多くあります。
つまり、「暑い=断熱性能が悪い」と決めつけるのは少し早いです。
中古住宅の相談でも、
「夏は暑いですか?」
という質問をいただくことがあります。
でも実際は、おなじ築年数でも住み心地はかなり違います。
周囲に木陰がある家。
風通しがいい家。
窓の向きが工夫されている家。
こうした条件だけでも体感温度は変わるんですよね。
だから、家は数字だけでは判断できないんです。
(…ホントに)
リフォームするなら「全部」じゃなくてもいい
もし暑さ対策を考えるなら、
いきなり何百万円もかける必要はない。
例えば、
内窓を付ける。
天井断熱を追加する。
西日が当たる窓だけ対策する。
こうした部分的な改善でも、体感が変わるケースはたくさんあります。
もちろん、将来長く住む予定なら、本格的な断熱リフォームを検討する価値は十分あります。
ただ、「やるか、やらないか」の二択ではないです。
予算やライフスタイルに合わせて、できることから始めれば十分。
最近は住宅業界でも
「断熱」
という言葉を耳にする機会が増えました。
それだけ大切なテーマなのは間違いないんですが
大切なのは流行に乗ることではなく、自分の家に合った対策を選ぶこと。
大事なのは「順番」を間違えないこと
家探しでも、リフォームでも同じですが、
高額な工事ほど慎重に判断したいもの。
まずは原因を知る。
できる対策を試してみる。
それでも不満が残るなら、断熱リフォームを検討する。
この順番で考えれば、大きな失敗は避けられます。
「冷房だけでは限界」
そんな時代だからこそ、
必要なのは「焦ってリフォームすること」ではなく、「自分の家に合った対策を見つけること」。
家づくりも、家探しも、正解は一つじゃないです。
だからこそ、情報に流されるのではなく、自分たちに合った選択をしていくべき。
きのうのライブ配信のおさらいでした。
参考になれば!
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