(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
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きのうも、物件さがしをサポートしているフォロワーさんとご面談。

ホントにありがたいことに、ご依頼いただく9割のかたが、たくさん気遣いしてくださいます。

「忙しいですよね」
「ほかにも依頼者さんいるから…」
「こんなこと言って迷惑じゃないですか?」

そんな言葉をよくいただきます。

だから、毎回お伝えしていることがあります。

「配慮はうれしい。でも遠慮はしないでください。」

この2つは似ているようで、家探しではまったく意味が違います。

配慮は関係性をよくするけど、遠慮は家探しを難しくする

たとえば、

「この物件どうでしたか?」と聞いたときに、本当は気に入っていないのに、

「まぁ悪くはないです。」

と答える。

これは配慮ではなく、遠慮です。

逆に、

「ほかの方の予定もあるでしょうから、急ぎじゃなければ後でも大丈夫ですよ。」

これは配慮。

相手を思いやる気持ちはとても素敵。

でも、自分の希望を飲み込んでしまう遠慮は、お互いにとってプラスになりません。

ぼくたちは売主さんの営業ではありません。

買主さんの味方として仲介することがほとんどです。

だからこそ、

「この間取りは狭い。」
「室内が思ったより汚い。」
「この価格は高すぎる気がする。」

そんな本音をどんどん教えてほしいんです。

遠慮しても、誰も得をしません。

本音がわかるほど、提案の精度は上がる

家探しって、一回で理想の家に出会えることはほとんどないです。

何件もレポート作成、周辺環境を調査して、

「これは違う。」
「これは好き。」
「ここだけは譲れない。」

そんな会話を何度も積み重ねながら、お客様の価値観が少しずつ見えてきます。

この繰り返しで”本当の優先順位”が見えてきます。

だから遠慮して、

「これくらいならいいかな。」

と飲み込んでしまうと、ぼくたちは違う方向へ進んでしまいます。

本当は南向きが大事だった。

収納が一番重要だった。

駐車場の広さだけは譲れなかった。

そんな大切なポイントを知らないまま提案すると、ゴールがどんどんズレてしまうんです。

結果として、

「なんか違う。」

という物件ばかり紹介することになります。

これは買主さんにとっても、仲介するぼくらにとっても、とてももったいないことです。

わがままと思わないでほしい

きのうもこの話をした瞬間、フォロワーさんが笑いながら、

「じつは言えてないことがたくさんありました」

と話してくださいました。

そしてそこから、

「本当はこの条件も欲しいです。」

「予算が少ないので申し訳なくて…。」

「こんな要望ってわがままですか?」

と、次々に本音を話してくれました。

でも、それでいいんです。

むしろ、その状態が家探しのスタートライン。

希望条件を整理して、

「これは残しましょう。」

「これは別の方法で解決できます。」

「ここは優先順位を下げても大丈夫そうですね。」

そんなふうに一緒に整理していくのが、ぼくら不動産仲介の仕事。

契約してから、

「本当は違ったんです。」

では遅いんですよ。

だからこそ、今のパートナーには配慮はしても、遠慮はしないでください。

そのほうが、お互い気持ちよく家探しができますし、結果として理想の家にも近づけます。

もし今、家探しをされている方がいたら、一度だけ勇気を出して本音を全部伝えてみてください。

きっと担当者も、その一言を待っているはずです。

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