だれも”過去最高金利”になっても怯えていないワケ
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a23695cdedc5dc98ac0c4c4
おはようございます、くらおです。
きょうは、週末なので不動産屋らしく気になるニュースについて書いていきます。
フラット35の金利が3.21%となり、過去最高水準を更新しました。
ニュースを見て、
「住宅ローンどうなるの?」
「今は家を買わないほうがいい?」
「変動金利も危ない?」
そんな不安を感じた人も多いと思います。
でも、僕はそこまで悲観する必要はないと考えています。
なぜなら、自分でコントロールできないことを心配し続けても答えは出ないからです。
誰にも未来はわからない
住宅ローンの相談を受けていると、
「来年には金利が上がりますか?」
という質問をいただくことがあります。
正直なところ、これは誰にもわかりません。
来月の金利もわからない。
1年後はもっとわからない。
10年後になると予想はほぼ不可能です。
35年後となれば、自分がどういう生活をしているかすら想像できません。
住宅ローンは長期戦です。
だからこそ、未来を完璧に当てようとするのではなく、未来に備えることが大切だと思っています。
不安よりシミュレーション
これは災害対策と似ています。
「地震が来るかもしれない」
そう聞いて毎日怯えていても生活は前に進みません。
だから私たちは防災グッズを準備します。
住宅ローンも同じです。
「金利が上がったらどうしよう」
ではなく、
「金利が上がったら毎月いくら増えるのか」
を確認しておくことが重要です。
例えば3000万円を35年ローンで借りた場合。
ケース1:金利1%
月々返済額:約84,685円
ケース2:金利3%
月々返済額:約115,455円
差額は約3万円です。
もちろん小さな金額ではありません。
しかし、事前に把握していれば対策を考えることはできます。
未知だから怖いのであって、数字が見えると意外と冷静になれるものです。
金利比較ばかりしても解決しない
最近は比較サイトを使えば、たくさんの金融機関を簡単に比較できます。
少しでも安い金利を探すこと自体は悪くありません。
ただ、そこだけに集中するのは危険だと思っています。
なぜなら、金利は将来的に変化する可能性があるからです。
今の金利差が0.1%や0.2%あったとしても、長い人生の中では誤差になることもあります。
それよりも大切なのは、金利が上昇したときに耐えられる家計を作っておくことです。
僕ならこう考える
もし将来的に毎月3万円の負担が増えたらどうするか。
僕ならまず家計を見直します。
例えば、
・趣味に使うお金を少し減らす
・通信費や保険を見直す
・パートナーが働ける状況なら収入を増やす
こういった選択肢を考えます。
実際には夫婦で協力すれば月5万円から10万円程度の改善ができる家庭も少なくありません。
つまり、金利上昇だけを恐れる必要はないのです。
問題は金利ではなく、家計に余裕がない状態で無理をして借りてしまうことだと思っています。
不安を減らす住宅ローンの考え方
フォロワーさんにおすすめしているのは、
まず変動金利を2%でシミュレーションすること。
慎重派の人は3%でもいいでしょう。
その数字で生活できるなら、かなり安心材料になります。
さらに、
・ペアローンを避ける
・連帯債務を慎重に考える
・単独ローンを基本にする
・パートナーの収入は生活防衛資金として考える
こういった設計ができると、将来的なリスクに強くなります。
タイミングを待ち続けると買えなくなる
家探しをしていると、
「金利が下がったら買います」
という人がいます。
しかし、その頃には物件価格が上がっているかもしれません。
逆に金利が上がっても物件価格が下がる可能性もあります。
未来は誰にもわかりません。
だからこそ大切なのは、完璧なタイミングを待つことではなく、自分が買える状態を作ることです。
マイホーム購入は勇気が必要です。
ですが、不安を数字に変えて対策を考えれば、見える景色は大きく変わります。
もし住宅ローンや中古戸建て購入で悩んでいるなら、一人で抱え込まず相談してください。
YouTubeのコメントでも、
LINEでも、
ライブ配信でも大丈夫です。
不動産に詳しい友だち。
こんな感じで相談もらえるとうれしいです。
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