効率わるくても「全国仲介」を辞めない理由
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6ab04f950a754170bdb3d49d
きょうは月曜日。
シルバーウィークのど真ん中。
そんななか、ぼくは今から宮崎県へ。
片道4〜5時間くらいの移動です。
もう慣れてきましたが、よく考えると中々の距離。
しかも、ホテル空いてなかったので日帰り…
こういう仕事の仕方をしていると、ほかの不動産会社の方から言われることがあります。
「よく、そんな手間のかかることをしますね…」
はい。
自分でも、そう思います。
でも、手間がかかるとわかっていて、続けているんです。
きょうは、その理由を少しだけ。
効率だけで考えたら、近いほうがいい
不動産の仲介をするなら、近場で仕事をしたほうが効率はいいです。
移動時間は短い。
交通費も抑えられる。
何かあったときも、すぐに行ける。
片道4〜5時間かけて移動する間に、近場なら別の仕事も進められます。
なので、「もっと近くで仕事をしたら?」という意見は、ごもっとも。
ぼくも「全国を回るほうが、実は効率がいいんですよ」なんて話をするつもりはありません。
どう考えても、移動は長いです。
もちろん、ボランティアではないので
正式に仲介手数料をいただいて、仕事として伺っています。
赤字にならないようにしていますが、移動にかかる時間や費用を考えれば、近場で仲介するより利益率は下がりやすい。
それでも、全国対応を続けている。
「じゃあ、なんで?」
答えは、わりとシンプルです。
手間をかけたいと思える人に会いに行く
ぼくは、手間をかけたいと思える人と、お付き合いするようにしています。
きょう伺う宮崎県のフォロワーさんも、そのひとり。
おそらく、取引が終わったあとも、長くお付き合いできるんじゃないかなと思っています。
家を引き渡して、
「ありがとうございました」
「では、お元気で」
それで終わるのも、もちろんこの業界では普通のこと。
でも、何年かたって、別の用事で宮崎へ行くことになったとき。
「今度そちらに行くんですけど、久しぶりに寄ってもいいですか?」
そんなふうに、気軽に声をかけられたらうれしい。
「その後、家はどうですか?」
なんて話から始まって、いつの間にか全然関係ない話をしている。
そういう関係になれたら、楽しいじゃないですか。
全国のいろんなところに、また会いたい人がいる。
近くに行ったら、顔が浮かぶ人がいる。
そんな働き方ができたらいいなと思ったのが、全国対応を始めたきっかけです。
「あの人、また来た…」
ではなく、
「久しぶりですね!」
と言ってもらえる関係を目指したいです。
損得だけでは測れないものが増えていく
こんなことを考えながら仕事をして、早くも7年目になりました。
利益は大切。
仕事を続けていくためにも、そこはちゃんと考えます。
ただ、ひとつの取引でいくら残ったか。
移動時間に対して、どれくらい稼げたか。
それだけで全部を判断すると、ぼくが楽しみにしているものが、計算から抜けてしまうんですよね。
その人と出会えたこと。
知らなかった街に行けたこと。
取引が終わってからも、また話せること。
こういうものには、なかなか値札がつきません。
でも、ぼくにとっては、わざわざ時間をかけて出かける理由になります。
家を買いたい人と、不動産の仕事をしているぼく。
最初は、そんなきっかけでつながっただけ。
それが、何年も続くご縁になるかもしれない。
そう考えると、不思議な仕事だなと思います。
効率がわるいと言われたら、たしかにその通り。
でも、ぼくはこの仕事の仕方が気に入っています。
AIであったりが発展して、効率あげられる時代だからこそ逆張りで。
どの会社よりも泥臭いスタイルで、今後もやっていく次第です。
ということで、そろそろ出発。
きょうの目的地は、宮崎県。
シルバーウィークで渋滞予想されるので、早めにいってきます!
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