(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6aa88771fe2c2eafbc4df425

きょうは、YouTubeコメントでいただいた内容をピックアップ。

それが、

「2000年以降の大手ハウスメーカーの中古戸建ては買い得です!」

というもの。

これには、基本的に同意です。

ただし、

「大手ハウスメーカーだから建物が丈夫!」

「大手なら絶対安心!」

という単純な話ではなくて、いいなと思う理由は、もっと別のところにあります。

中古戸建ては「誰が住んでいたか」が大事

中古戸建てを探していると、どうしても築年数に目がいきます。

築10年。

築20年。

築30年。

もちろん築年数も大事。

でも、それと同じくらい僕が気にしているのが、

「これまで、どんなメンテナンスをされてきた家なのか?」

ということ。

家って、建てた瞬間から少しずつ劣化していきます。

外壁や屋根は紫外線や雨風にさらされますし、給湯器や水回り設備だっていつかは壊れます。

だから大事なのは、

古いか、新しいかではなく、古くなる過程でちゃんと手を入れてきたか。

ここなんです。

皆さんの近所にもありませんか?

まだそこまで古くないはずなのに、

「ずいぶん傷んでいるな……」

という家。

逆に築20年、築25年と経過していても、

「これ、まだ新しいんじゃない?」

と思うくらいキレイな家もあります。

この違いを生むのが、メンテナンスです。

大手ハウスメーカー物件に感じる「強み」

そこで出てくるのが、大手ハウスメーカーの中古戸建て。

とくに2000年以降に建てられた注文住宅は、個人的にけっこう好きです。

理由のひとつが、

建てた人が、家にお金をかけられる人だった可能性が高いから。

大手ハウスメーカーで注文住宅を建てるとなれば、それなりの予算が必要になります。

そして現場で感じるのは、家を建てたあとも定期的にお金をかけている物件が少なくないこと。

外壁を塗装している。

屋根を点検している。

給湯器を交換している。

水回りをリフォームしている。

こういった履歴が残っている家ですね。

すると築20年以上経っていても、状態がいい。

もちろん、

「大手ハウスメーカー=必ずメンテナンスされている」

ではありません。

お金があっても何もしない人はいます。

逆にローコスト住宅でも、丁寧に手入れされている家はあります。

なので、メーカー名だけで判断するのは危険です。

ただ、

「大手ハウスメーカーだから買い得」

というより、

「大手ハウスメーカーで建てられ、その後もしっかりお金をかけて維持されてきた家なら狙い目」

というのが、僕の考えです。

築年数より「メンテナンス履歴」を見てほしい

これから中古戸建てを探す人に、ぜひやってほしいことがあります。

物件資料に「築22年」と書いてあったとき、

「22年かぁ。ちょっと古いな」

だけで終わらせないこと。

その代わりに、

「この22年間、どんなメンテナンスをしてきたんだろう?」

と考えてみてください。

外壁塗装はいつした?

屋根は?

給湯器は交換した?

水回りは?

シロアリの点検は?

そして、その履歴を証明できる書類は残っている?

ここまで確認すると、同じ築20年でも中身がまったく違うことに気づきます。

僕なら、

築15年だけど何もしていない家と、

築25年だけど外壁・屋根・設備にしっかり手を入れている家なら、

後者をじっくり見ます。

中古戸建ては、築年数という数字だけでは判断できません。

「何年経ったか」より、「その年月をどう過ごしてきたか」。

ここを見ると、中古戸建て探しはかなり面白いです。

2000年以降の大手ハウスメーカー物件。

見つけたらメーカー名だけで喜ぶのではなく、

メンテナンス履歴をみる。

ここに着目すると、判断しやすくなります。

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