(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
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住宅金融支援機構が公表した「2025年度 フラット35利用者調査」は見ましたか?

この調査によると、フラット35を利用した人のうち、中古住宅を購入した人の割合が35.9%になったそうです。

しかも、2004年度に調査が始まって以来、中古住宅の割合が初めて全融資区分の中で最多になったとのこと。

これは、なかなか面白い。

もちろんフラット35利用者だけのデータなので、住宅購入者全体が35.9%という話ではありません。

ただ、新築住宅の価格が上がるなかで、中古住宅に目を向ける人が増えていることは見えてきます。

では、なぜ中古住宅なんでしょうか?

中古住宅は「無理をしない家選び」がしやすい

今回の調査で気になったのが「年収倍率」です。

簡単に言えば、家の購入金額が年収の何倍なのかという数字。

新築マンションや土地付き注文住宅は7倍台なのに対して、中古住宅はおおむね5倍台で推移しています。

この差は大きい。

今は住宅価格だけでなく、土地や建築資材、人件費、住宅ローン金利まで上昇傾向。

家を買う側からすると、

「全部高いやん……」

となりやすい環境です。

そんななか中古住宅を見ると、

「まだ手が届く物件があるぞ」

となる。

さらに今回の調査では、マンション・戸建てともに、中古住宅のほうが新築より平均面積が広いという結果も出ています。

つまり中古住宅は、

価格を抑えながら、広さも確保しやすい。

ここに大きなメリットを感じるひとが増えているようです。

「安い中古戸建て」なら何でもいいわけじゃない

ここからが、普段お伝えしていることなんですが中古戸建ては、新築より安く購入できる可能性があります。

でも、

「安いからお得」

とは限りません。

例えば購入価格が1,500万円でも、

「外壁を直したい」

「屋根もそろそろ……」

「給湯器が古い」

「水回りも交換したい」

となれば、追加費用はどんどん膨らみます。

逆に2,000万円の中古戸建てでも、建物の状態が良く、必要な工事が少なければ、満足度が高いこともあります。

だから中古戸建ては、

「いくらで買えるか」だけではなく「買ったあとにいくらかかるか」

を見ることが大切です。

必要なリフォームだけを加えて、自分たちに合った家にする。

そう考えると、中古戸建てってかなり面白い選択肢なんですよね。

今回の調査では、中古住宅の利用割合が過去最高になりました。

これから住宅価格や住宅ローン金利がどうなるかは分かりません。

でも、

「新築を買う」だけが家選びではなくなってきている。

これは間違いなく言えると思います。

中古戸建てを中心にサポートしているので、これからますます中古住宅を選ぶ人が増えてくるんじゃないかなと思っています。

ただし、中古戸建てなら何でもいいわけではありません。

安さの裏側に何があるのか。

買ったあとにどんな費用が必要なのか。

そこまで確認してから、

「この家なら買っても大丈夫」

と判断する。

中古戸建ては、そこが面白くもあり、難しいところです。

今週の気になるニュース解説でした。

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