夫婦で買える家よりも、1人で買える家のがいいとおもう
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a45a5fec8acd24bc933c6c0
YouTubeのコメントを返信していたら、
「なぜ妻の年収をあてにしないほうがいいんですか?」
という質問が。
これ、すごくいい質問です。
住宅会社や銀行では、ペアローンや連帯債務を利用するのは珍しくないです。
夫婦の収入を合わせれば借りられる金額も増えるし、「せっかくだからワンランク上の家を」という話にもなります。
でも、個人的にはおすすめしないです。
できれば、一人の収入でも無理なく買える家をおすすめしています。
今日はその理由を書いてみます。
家は夢をかなえるもの。でも夢を縛るものにもなる。
住宅ローンって、30年とか35年という長い付き合いになります。
だからこそ、今だけじゃなくて未来も考えておきたい。
例えば、ご主人が数年後に、
「本当は転職したい。」
そう思う日が来るかも。
でも、ペアローンで毎月ギリギリの返済をしていたら、
「収入が下がるかもしれないから無理か…」
そんなふうに諦めることも。
逆に奥さんも同じです。
子どもが生まれて、
「しばらく仕事を休みたい。」
「働き方を変えたい。」
そう思っても、
「住宅ローンがあるから働かなきゃ。」
そんな状況になってしまうことがあります。
本来なら人生の選択肢が広がるはずの家が、いつの間にか選択肢を狭める存在になってしまう。
それが一番もったいないと思いません?
出産や子育ては、お金より安心が大事
特に感じるのは、出産のタイミング。
出産って人生の中でも本当に大きな出来事じゃないですか。
体調が思うようにならないこともありますし、予定どおりに働けないこともあります。
そんなときに、
「来月の住宅ローンどうしよう。」
という不安まで抱える必要はないと思うんです。
もちろん、夫婦でしっかり話し合ってペアローンを選ぶ方もいます。
それ自体を否定するつもりはありません。
ただ、相談を受けていると、
「こんなはずじゃなかった。」
というケースも少なくありません。
だから、最初から少し余裕を残しておく考え方が好きです。
一人でも返済できる家を選ぶ。
もし奥さんが働いた収入があれば、それは生活を豊かにするためのお金に使えばいい。
旅行に行ってもいい。
子どもの教育費を準備してもいい。
繰り上げ返済に使ってもいい。
「ないと困るお金」ではなく、「あると暮らしが豊かになるお金」。
この違いは、毎日の安心感を大きく変えてくれます。
精神的に安心できる家のほうがよくない?
相談を受けていて思うのは、高い家を買った人が幸せというわけではないです。
むしろ、
「無理のない予算で買ってよかったです。」
と言われる方のほうが、住み始めてからの表情が穏やかなことが多い気がします。
住宅ローンは、毎月の返済だけじゃなく
固定資産税もあります。
修繕費もかかります。
車の買い替えもあります。
子どもが大きくなれば教育費も増えていきます。
だからこそ、最初から住宅ローンを限界まで組む必要はないと思っています。
家を買ったあとも、旅行を楽しんだり、新しいことに挑戦したり、家族との時間を大切にしたり。
そんな毎日があってこそ、本当に「家を買ってよかった」と思えるはず。
だから、無理なく買える家をおすすめしています。
仕事柄、しあわせになるはずのマイホームが原因で夫婦関係がギクシャク…
そんなケースも目にするので、ぜひ今回のことを頭の片隅に。
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