知らないと恥ずかしい！値引き交渉がうまく行かないワケ！「中古戸建て編」

ちょっとでも安く買いたいな…。

おち郎

そんな欲望ありますよね？

じつは、100万円くらい交渉で成功する人もいれば、1円も下がらない人もいる。そればかりか契約自体ができなくなる。そんな悲劇的な結末をむかえる人もいます。

交渉をうまくするためには、ちょっとしたコツがあります。それは、ルールを知っているか、知らないか。たったこれだけです。

結論から話しておくと、「タイミング+売却理由」をしることで成功率はグン！とあがるということ。

とゆうことで、今回は「中古戸建ての正しい交渉術」をご紹介していきます。

手っとり早くまなぶなら動画がおすすめ！

気になる箇所からどうぞ！

1 値引き交渉のタイミングは「覚悟」がきまってから
2 値引き交渉は「営業」にしても意味がない！
3 値引き交渉は「ある用紙」をつかって行います
4 補足：世の中には「値引き交渉しやすい物件」もある
5 まとめ：値引き交渉は「タイミング+売却理由」を意識する！

値引き交渉のタイミングは「覚悟」がきまってから

じつは、むやみに値引き交渉はしたら駄目なんですよ。なぜなら、タイミングがあるから。

たとえば、内見前に「この物件はいくらまで下がりますか？」とか聞くのは最悪。めちゃ営業から嫌われます。

値引き交渉で失敗する人は、買う気がないのに交渉してしまうんですよ。

正しいタイミングはこちら。

① 内見
② 決断
③ 交渉
④ 契約

多くのひとは②をすっ飛ばして交渉しちゃうからうまく行きません。値引き交渉したい気持ちはわかりますが一旦ストップしましょう。

「この物件を買いたい！」その覚悟がきまってから値引き交渉はスタートしていきます。

ぶっちゃげた話、これを覚えておくだけでかなり有利です。

値引き交渉は「営業」にしても意味がない！

中古住宅でおぼえておくべきことは、売主が一般人ということ。

新築だと「法人」が売主なので、決算期とか営業のさじ加減でさがる可能性はあります。しかし、中古住宅はやり方がまったく異なります。

営業に対して「もう少し安くしてください！」ってお願いしても意味がないです。なぜなら、その物件に持ち主ではないから。

これらを理解して売主のココロを動かすことに全力をあげるのが得策です。

不動産営業はあくまでサポートしてくれるパートナーということを理解しておけばうまく行きます。

値引き交渉は「ある用紙」をつかって行います

口頭で「もう少しまけて欲しい！」交渉するとここんなイメージを持っている人もいるでしょうが実際はちがいます。

買付証明書という申込書をつかって売主にたいし交渉します。

実際の用紙がこちら。

購入希望価格を記載します。たとえば、3000万円で売っているけど2900万円で買いたいなら購入価格のところに2900万円と記載します。

ここでポイントなのが、なぜその金額で買いたいのか？ということ。売主さんからすると見ず知らずのひとに100万円もさげる義理はないですからなぜ、この金額で買いたいのか伝える必要があります。

そこで活躍するのが備考欄です。不動産業者によって用紙のフォーマットが異なるのでないときはウラに書いたり、手紙をそえるのもありです。

とにかく想いを伝えることが大切です。

実例をご紹介します。

はじめまして。○○と言います。このたびは価格交渉させていただきたくお手紙を添えさせていただきました。なぜ、３00万円も交渉する必要があるのかというと、わたしたちには身の丈をこえた物件だからです。いままで10件くらい内覧してきましたがここまで私たちの理想にあう物件にはじめて出会いました。リフォーム費用など考えると大きく予算をこえますがどうしてもこの家で子育てをしていきたい。そう思いダメ元でこの価格で申込みさせていただきました。少しでもご協力いただけると助かります。大切に使わせていただきますので何卒よろしくお願い致します。

いかがですか？

300万円は無理でしたけど200万円もさがりました！

このように想いを伝えるだけで200万円もお得に買えちゃう可能性もあります。ぜひ、チャレンジしてください。

※補足
希望価格よりすこし安めに記入すると成功率はあがります。