痛い目にあってわかった不動産の現場
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6ade90e65c369be8b9dac36f
きのうは、新規フォロワーさんとご面談。
今年の春先から中古戸建てさがしを始めて、これまで2社の不動産会社とやり取りしてきたそうです。
その結果、どうなったかというと、
不動産会社VS自分たち
という図式になったとのこと。
一緒に中古戸建てを探しているはずなのに、なぜか対立する構図になっちゃう。
「どうして、仲介手数料を払うのに、こっちの味方になってくれないんでしょうか…」
そんな不満を経て、いつもYouTubeを見ていたぼくのところへ、相談に来てくださいました。
きょうは、何度もお伝えしている話です。
でも、今回のような相談が届くので、やっぱり繰り返します。
買う側と、売る側では、求めていることが違う
不動産サイトで気になる家を見つける。
掲載している会社に問い合わせる。
内覧を予約する。
よくある流れですよね。
ここで、考えてほしいことがあって、
その会社は、誰から依頼を受けて、その家を広告に出しているのか?
売主さんから売却を任されている会社なら、最初の依頼は、
「この家を売ってください」
です。
その依頼を受けて、写真を撮ったり、広告を出したり、問い合わせに対応したりしている。
つまり、その家の売却をサポートしているのが掲載している会社。
一方で、問い合わせた買主さんは、
「この家を買って大丈夫なのか、一緒に考えてほしい」
と思っています。
売りたい人と、買っていいかを相談したい人。
この違いを知らずに話を進めると、
「なんで、こっちの不安を聞いてくれないの?」
となることがあります。
今回のフォロワーさんも、そこに苦しんでいたんですね。
広告で伝えたいことと、買主が聞きたいこと
たとえば、1980万円で売られている家があったとします。
売主さんは、その価格で買ってくれる人を探してほしい。
だから、広告には、
「日当たりがいいですよ」
「リビングが広いですよ」
「便利な場所ですよ」
と、魅力が並びます。
そこで、
「修繕費も考えると、もっと安く買うべき物件です!」
なんて売り出し方をしたら、売主さんとしては、
「いやいや、そんな言い方しないでよ…」
となりますよね。
物件の魅力を伝えて売ることと、買主の予算に合わせて購入を助言することでは、話の進め方が違うんです。
買う側は、
「ここは直す必要があるの?」
「修繕費を足しても、予算に収まる?」
「ほかの家も考えたほうがいい?」
という話をしたい。
でも、返ってくるのは、その家を買う方向の説明ばかり。
これでは、聞きたいことが置き去りになります。
家を見に行ったはずなのに、帰るころには、営業を断ることで疲れている。
仲介手数料を払うなら、自分たちの判断も支えてほしい。
そう思うのは、当然ですよね。
経験する前に伝えたいけど、経験してわかることもある
だから、ぼくはいつもお伝えしています。
中古戸建てを買うなら、物件だけでなく、担当者から選んでください。
まず、自分たちの予算や不安を話す。
それに対して、どう答えてくれるかを見る。
気になるところも調べてくれるか。
修繕費まで一緒に考えてくれるか。
買うか迷ったときに、相談できそうか。
そこを確かめてから、物件を見に行く。
この順番を、おすすめしています。
今回のフォロワーさんも、
「自分たちで身をもって経験して、今に至ります」
と、おっしゃっていました。
動画で聞いていた話が、実際にやり取りして、ようやくつながったそうです。
ただ、初めて買う方には、なかなかイメージしにくいと思います。
「くらおの言っていること、いまいちわからない…」
そんな方は、実際に問い合わせて、担当者と話してみるのもひとつです。
話して初めて、自分がどんなサポートを求めているかに気づくこともあるので。
ただし、違和感があったら、そのまま我慢して進めないこと。
「この人には相談しづらいな」と感じたら、一度立ち止まってください。
そこで今回のように困ったら、ぼくを頼ってください。
内覧する前に相談いただくことで、助言できる幅が広がるので、ここだけお忘れなく。
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