(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6aa493bc487689d591783cec

きょうは土曜日。

本来なら気になるニュースをピックアップする日ですが、最近は「金利が上がった」とか「住宅価格が上がった」とか、なんだか暗い話題ばかり。

なので、きょうはちょっと違う話を。

「近隣環境とどう向き合えばいいのか?」

についてお話しします。

中古戸建てを探している方から、けっこう相談される内容で

「隣に変な人が住んでいたらどうしよう……」

「近所付き合いが大変だったら嫌だな……」

「購入前に近隣住民のことって調べられませんか?」

気持ちはめちゃくちゃ分かります。

賃貸なら最悪引っ越せますが、戸建ては簡単にはいきません。

ただ、心配しすぎるとキリがないんです。

近隣住民を必要以上に怖がらなくていい

近隣環境を心配している方に、僕がよくお伝えすることがあります。

それが、

「家を買えている人は、少なくとも住宅ローンの審査を通っている人が多いですよ」

ということ。

もちろん、これだけで「絶対に安心!」とは言えないです。

銀行は人柄を審査しているわけではありませんから。

ただ、住宅ローンで数千万円を借りるためには、それなりの審査があります。

収入や勤務状況、これまでの信用情報などを確認されます。

たとえば、過去に大きな延滞を繰り返していたり、返済能力に大きな問題があったりすれば、住宅ローンの審査は厳しくなります。

そう考えると、

「隣に誰が住んでいるか分からない。怖い!」

と、必要以上に想像を膨らませなくてもいいと思うんです。

もちろん住宅ローンに通っているから「いい人」とは限りません。

ここは別問題。

ただ、見えないものを全部怖がってしまうと、どんな家も買えなくなります。

それでも不安なら、内覧前に歩いてみる

「いやいや、それでも気になるんです!」

という方。

分かります。

だったら、つぎの策として物件周辺を自分の足で歩いてみること。

内覧当日ではなく、事前にドライブがてら行ってみてください。

これ、意外といろんなものが見えます。

道路にゴミが散乱していないか。

近所の家が荒れていないか。

路上駐車が多くないか。

夕方になると子どもたちが遊んでいるのか。

近所の人が挨拶してくれるのか。

ネットで1時間検索するより、現地を15分歩いた方が分かることって結構あります。

できれば曜日や時間帯を変えて行くのもおすすめ。

平日の昼間と土曜日の夕方では、街の顔がまったく違うことがありますからね。

近隣環境は「調べる」というより「感じる」。

このくらいがいいです。

100%の安心を求めると家は買えない

ここが一番伝えたいことです。

近隣環境に限らず、家探しで100%の安心を求め始めるとキリがないです。

「隣の人は大丈夫?」

「災害は?」

「将来売れる?」

「金利は上がらない?」

「この地域は10年後どうなる?」

全部気になる。

でも、調べることは無理です。

しかも近隣住民なんて、いま確認して安心できたとしても、5年後に引っ越してしまうかもしれません。

だから、確認できるところまでは確認する。でも、その先は考えすぎない。

これくらいがちょうどいいと思っています。

実際、家探しをしている方を見ていると、不安をひとつ潰すと、また次の不安が出てくることがあります。

そうなると、本来楽しかったはずの物件探しが、いつの間にか「不安探し」になってしまうんですよね。

これはもったいない。

近隣環境が気になるなら、まずは現地へ行って歩いてみる。

自分の目で見て、

「うん。ここなら普通に暮らせそう」

と思えたなら、それも立派な判断材料。

調べることは大切。

でも、調べすぎて身動きが取れなくならないことも同じくらい大切です。

近隣環境が気になって、家探しに少し疲れている方へ。

これまでたくさんの家探しをお手伝いしてきた僕からの、ちょっとしたアドバイスでした。

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