金利が高止まり傾向だけど、気にしてもしょうがない
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a8b9145afb6dfeb82ac40da
フラット35の金利が3.5%目前になっている、というニュースを見ましたか?
今月も高い水準ですが、来月も3.420%程度で据え置きになるのでは、という予想が出ています。
こういうニュースを見ると、
「これからの住宅ローン金利は……」
「もっと上がったらどうしよう……」
「今のうちに家を買ったほうが……」
と、心がそわそわしませんか?
でも、僕はこう思っています。
金利は、そこまで気にしなくてもいい。
もちろん、住宅ローンを組む以上、金利はめちゃくちゃ重要。
でも、「これから金利がどうなるか」を気にしすぎても、あまり意味がないんですよね。
なぜなら、自分ではコントロールできないから。
金利を自分で下げることはできない
たとえば、今月の変動金利が1%前後だったとして、
「来月は0.5%にしてください!」
と言っても、そんなことはできません。
10年後の金利を当てることも不可。
なので、住宅ローンの比較サイトで0.1%下げる努力を必死でするひともいますよね?
これはこれで大切。
でも、そこだけに集中すると、ちょっとした金利差を追いかけ続けることになります。
0.1%低いところを見つけた。
「よし、これで安心!」
と思ったら、今度は、
「でも日銀が利上げしたらどうなる?」
「変動金利ってもっと上がるんじゃない?」
「固定金利のほうがいいのかな?」
と、次の不安がやってきます。
金利を追いかけているはずなのに、気づいたら不安を追いかけている。
これ、結構しんどいんですよね。
だから、僕は「金利をどうするか」よりも、
金利が上がったら、自分はどうなるのか?
を考えるほうが大切だと思っています。
「3%になったら?」を考えてみる
たとえば、現在の住宅ローン金利が1%前後だとします。
じゃあ、2%になったら?
3%になったら?
そのとき、毎月の返済額はいくらになるのか。
そして、その返済額になっても生活できるのか。
ここを一度シミュレーションしてみる。
もし3%になったら生活がかなり苦しくなるのであれば、
「金利が上がらないこと」を祈るのではなく、
そもそもの購入予算を下げる。
あるいは、
毎月の生活費を見直しておく。
それでも厳しいなら、
今は家を買わない。
という選択肢も出てきます。
これなら、金利が2%になろうが、3%になろうが、
「さて、どうしよう……」
と慌てる必要がありません。
すでに考えているから。
目先の対策と、根本対策は両方やる
もちろん、できるだけ低い金利の住宅ローンを探すことも大切。
0.1%でも低ければ、長い住宅ローンでは大きな差になります。
だから、
「金利を下げる努力をするな」
という話ではありません。
僕が言いたいのは、
目先の金利を下げることと、金利が上がっても困らない準備は別物ですよ。
ということ。
目先の金利を少しでも下げるのは、いわば緊急対策。
一方で、
「2%になったらどうなる?」
「3%でも返せる?」
「その場合、どこまで予算を下げればいい?」
と考えるのは、根本対策です。
この2つを両輪で考えておく。
そうすると、金利のニュースを見ても、
「3.5%目前か……。じゃあ我が家はどうなるんだ?」
と、自分の家計に置き換えて考えられるようになります。
逆に、何もシミュレーションしていないと、
「3.5%!」
「また上がった!」
「ヤバい!」
と、ニュースを見るたびに心がざわざわします。
住宅購入で大切なのは、金利を当てることではないです。
金利がどうなっても、無理のない予算で買うこと。
未来の金利は、誰にも分かりません。
だったら、未来を当てにいくより、
未来がどうなっても困らないように準備しておく。
そのほうがずっと現実的じゃないですか?
この内容が、心ザワザワしている人のお役に立てばうれしいです。
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