思い込みほど、怖いものはない
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a6fd19fe2cb696c00de4b87
きのうから、熊本の山奥にある民宿「平家荘」に来ています。
じつは出発前まで、少し迷っていました。
「このタイミングで行って迷惑じゃないかな…」
「予約のキャンセルも多いって聞くし、落ち着いてからの方がいいのかな…」
そんなことを何度も考えました。
宿とも電話でやり取りをしましたが、返ってきた言葉はとてもシンプル。
「お気をつけてお越しください。」
その一言で、予定どおり伺うことにしました。
本当に心配していたのは、お客さんのことだった
夜、オーナーご夫妻とお酒を飲みながら、いろいろなお話を聞かせていただきました。
そこで印象的だったのが、
「キャンセルは全然気にしてないんです。」
という言葉。
では何を心配しているのか。
それは、お客さんの安全でした。
平家荘は山奥にあります。
余震が続けば落石の可能性もある。
道路状況も日々変わるかもしれない。
だから、
「もし何かあったら…」
その一点だけが心配だったそうです。
正直、勝手に
「キャンセルが続いて大変なんだろうな」
と思い込んでいました。
でも、実際に話を聞くと、心配していたのは自分たちの売上ではなく、お客さんの命や安全。
やっぱり、現場に来ないと分からないことってあるんですね。
不動産の仕事でも、同じことがよくあります
この話を聞いていて、不動産の仕事と重なりました。
実際に売主さん、買主さんと直接お会いして話をすると、
「えっ、本当はそう思っていたんですか?」
ということが。
お互いに遠慮していたり、
相手を気遣いすぎていたり、
勝手に相手の気持ちを想像していたり。
その結果、話が思わぬ方向へ進んでしまうことも。。。
だから僕らは、話す時間を大切にしています。
1回、2回くらいの会話で真意はわからないので。
物件の話をそのあと。
まずは、本当に家をかう必要あるのか?
予算は身の丈を超えていないのか?
なにを1番求めているのか?
ここら辺が見えてくるまで物件見学にいかないのはそういった背景があるからなんですよね。
熊本で、逆に元気をもらいました
今回、「何か自分にできることはないかな。」
そんな気持ちで熊本へ来たんですが、逆に元気をもらいました。
ご夫妻の温かい人柄。
丁寧につくられた山女料理。
そして、おいしいジビエ。
自然に囲まれた静かな時間の中で、たくさんのことを考えさせられました。
ニュースだけでは伝わらない現地の空気があります。
だからといって、無理に足を運ぶべきだとは思いません。
大切なのは、安全を第一に考えながら、一つひとつ正しい情報を受け取ること。
そして、機会があれば直接話を聞いてみること。
効率やらAIやらの前に、とにかく会話する。
今回の熊本で、そのことを改めて教えていただきました。
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