中古戸建ての耐震性能をなめるなよという話
(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6a090cb7ee2c6d935114046d
おはようごいざいます、くらおです。
きょうも、LINEからよくいただく質問をわかりやすくシェアしていきます。
「築年数が古い=危険」は本当なのか?
中古戸建てを検討していると、“耐震性能”。
気になりませんか?
「築30年って大丈夫なの?」
「地震きたら倒れない?」
「耐震補強しないと危険?」
そんな不安を感じるのは自然なことです。
ですが、ここで一度冷静に考えてほしいのです。
築年数が古い家というのは、言い換えれば“長い時間を生き残ってきた家”でもあります。
築50年の家は「半世紀を生き抜いた証拠」
たとえば築50年の中古戸建て。
うちの実家がまさにコレ!
この家は50年間、台風・豪雨・地震など様々な自然災害を経験してきた可能性があります。
つまり、
「その土地で」
「その建物が」
「実際に長年存在できている」
これ自体が非常に大きな情報です。
もちろん絶対安全という意味ではありません。
ですが、
・地盤が極端に弱くない
・土砂災害が起きやすい場所ではない
・長年住み続けられる環境だった
こういった“実績”があるとも考えられます。
数字やカタログではなく、「現実世界で生き残ってきた」という事実。
これは意外と見落とされがちです。
新築=絶対安心ではない
一方で、新築住宅は性能データ上では非常に優秀です。
耐震等級3。
高気密・高断熱。
最新設備。
たしかに安心感はあります。
ですが、新築には一つだけ弱点があります。
それは、
「まだ災害を経験していない」
ということ。
どれだけ耐震性能が高くても、
・水害エリア
・土砂災害警戒区域
・造成地
・崖地近く
こういった場所に建っていると、一度の災害で大きなダメージを受ける可能性があります。
つまり、本当に重要なのは“建物単体の性能”だけではなく、
「どこに建っているか」
なんです。
土地とセットで考えることが大切です。
耐震補強は「安心を買う」という考え方
もちろん、耐震補強を否定したいわけではありません。
お金をかけて安心を得る。
これはとても良い考え方です。
特に、
・小さなお子さんがいる
・どうしても地震が不安
・長く住む予定
こういった方には大きな安心材料になります。
ただ一方で、
「古い=危険」
「補強しないと住めない」
と決めつける必要もありません。
中古戸建ては“数字だけでは測れない価値”があります。
大事なのは「総合的に判断すること」
耐震性能だけを見ると、不安は終わりません。
ですが、
・その家がどれだけ長く存在してきたか
・土地の環境
・周辺の災害リスク
・メンテナンス状況
・建物の傾きや劣化
こういった部分を総合的に見ると、印象がガラッと変わることもあります。
中古戸建て探しは、“スペック表を見るゲーム”ではありません。
「自分たちにとって安心できる家はどんな家なのか?」
そこを整理することが、とても重要だと思っています。
この話をすると
「それだったら、私たちは補強しなくてもいいな」
という発想になるフォロワーさんが多いので選択肢の1つに入れてみては?
そう思って、シェアしました。
参考になればうれしいです。
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