(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
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見えない部分と、住んでいたからこその価値

昨日の午前中は、福岡県のフォロワーさんの決済でした。
そして午後からは、1年以上前に中古戸建てを購入された方へのインタビュー。

その中で改めて感じたのが、
「居住中の中古戸建てには独特の難しさと魅力がある」ということです。

空き家の物件とは違い、居住中の家は“生活感”があります。
家具が置かれ、カーテンが揺れ、冷蔵庫の音が聞こえる。

実際に人が暮らしているからこそ、住んだときのイメージが湧きやすい反面、見えない部分も存在します。

今日はそんな「居住中の中古戸建て」について、実際の経験談を交えながら書いていきます。

家具の裏側までは、なかなか見えない

中古戸建ての内覧では、どうしても限界があります。

たとえば大型の食器棚。
大きなソファ。
壁一面の収納家具。

これらが置かれている状態では、壁や床の状態を完全に確認することは難しいです。

実際に引き渡し後、家具を移動したらキズが見つかった。
ポスターを外したら壁に穴があった。

こういったケースは珍しくありません。

もちろん、売主さんが悪意を持って隠しているとは限りません。
住んでいる本人も気づいていないことがあります。

特に長年住んでいる家ほど、生活の一部になりすぎていて、キズや不具合を“景色”として認識していることもあるんですよね。

ただ、ここで難しいのが「引き渡し後の責任追及」です。

「最初からあったのか」
「引っ越し作業でできたのか」

これを証明するのは簡単ではありません。

だからこそ、購入前に完璧を求めすぎるよりも、
“ある程度は起こり得るもの”として考えておくことも大切だと思っています。

だからこそ価格交渉は意味がある

中古戸建てで価格交渉をする理由は、単純に「安く買うため」だけではありません。

私は、万が一の補填という意味もあると思っています。

居住中物件は、どうしても見えない部分があります。
だからこそ、少しでも価格調整ができれば、後から発生した細かな修繕にも対応しやすくなる。

たとえば数万円から十数万円の補修。

クロスの張替え。
小さな穴の補修。
建具調整。

こういったものは積み重なると意外と大きいです。

もちろん、人気エリアや条件の良い物件では交渉が難しいケースもあります。
ですが、「交渉=失礼」というわけではありません。

中古戸建ては一点モノ。
状態もバラバラ。

だからこそ、価格について相談すること自体は自然なことだと思います。

でも、居住中だからこそのメリットもある

一方で、居住中物件には良い部分もたくさんあります。

昨日インタビューした方も話されていましたが、
「そのまま使えるもの」が意外と多いんです。

たとえばオーダーカーテン。
サイズを合わせるだけでもかなりの出費になります。

ブラインドも同じ。
窓が多い家だと、それだけで数十万円近くかかることもあります。

さらに、場合によっては家具を置いて行ってもらえるケースもあります。

テレビボード。
ダイニングテーブル。
エアコン。
照明。

新品で揃えると本当に高い。

だから、状態の良いものを引き継げるのはかなり大きなメリットです。

また、実際に住んでいた人の話を聞けるのも居住中物件ならでは。

「夏は風通しが良いですよ」
「この時間帯は西日が強いです」
「近所のスーパーはここが便利です」

図面ではわからない“生活情報”を聞けることがあります。

これは空き家にはない魅力ですね。

一長一短だからこそ、冷静に判断したい

今回のインタビューを通じて改めて感じたのは、居住中物件には一長一短があるということ。

見えない部分がある。
でも、その家で暮らしてきたリアルな情報も得られる。

多少のキズがある。
でも、使える設備や家具を引き継げる可能性もある。

完璧な中古戸建ては存在しません。

だからこそ大切なのは、
「どこまでを許容できるか」。

ここを整理しておくことだと思います。

中古戸建て探しは、宝探しみたいなところがあります。
扉を開けた瞬間に“当たり”を感じる家もあれば、住んでからじわじわ好きになる家もある。

今回のインタビューは、そんな中古戸建てのリアルを改めて感じる時間でした。

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