質問への返答

それ勘違い!路線価を気にすると混乱するだけです

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今日もLINEから質問いただいていますのでシェアしていきます。

 

 

いま、検討している物件があるんですがリフォーム価格をあわせると予算オーバーしてしまう。路線価をみると価格が割高にみえるので交渉しようとおもっているけど、どれくらいが妥当でしょうか?

 

ざっくり要約するとこんな質問です。

 

結論からお伝えすると、路線価を気にしちゃダメってことです。

なぜかというと、かなり低い金額になってしまうから。この数値は売買に用いられることは基本的になくて、相続税とか贈与税を用いるときにつかわれる数字なんです。

たとえば、この数値を用いてしまうと3000万円で売れるような物件が2000万円くらいの評価になってしまうので大きなズレが生じてしまいます。

 

では、どの数字を参考にすればいいのか?ここ気になりますよね??

気になっている物件の価値を見出すには、実勢価格と過去の成約事例を参考にすることです。

実勢価格というのは、いまの相場みたいなものです。

たとえば、築20年で60坪くらいの4LDKは2000~2500万円くらいで売っているエリアなんだくらいで大丈夫です。

一方で、過去の事例もかんたんに調べられます。

不動産情報ライブラリと検索してください。

ここで、3年くらい前まで遡って事例をみます。

そうすることでおおよその相場感がわかります。

それに対して、「うーん、たかいな…」とおもえば交渉orべつ物件へ。

「いやいや、お買い得感ある!」とおもえば前向きに。

こんな感じで判断するとよきです。

 

まとめると、路線価をみてしまうと相場とおおきく乖離するので不安になる。この数字は相続とか贈与税でつかわれる数字なのでみても意味がない。

 

参考になりましたかね??

ちょっとはお役立ちできたなら嬉しいです!

 

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