(※きょうの記事を音声で楽しんでください)
https://stand.fm/episodes/6acec0d348d4817f079fdb13

たまに発信していますが、いま、小屋を使って打ち合わせスペースをつくっています。

箱だけは外注して、内装はDIYにチャレンジ中。

隙間だらけの小屋に断熱処理をして、ボードを貼って、その上からグレーの漆喰を塗る。

ちょっとモダンな空間にしたいんです。

頭のなかでは、すでにおしゃれな打ち合わせスペースが完成しています。

ただ、現実はというと。

コーキングと格闘しています。

きょうは、久しぶりにDIYをして感じた、得られるものと失うもののお話です。

自分でやると、職人さんのありがたさがわかる

コーキングって、隙間に材料を入れて埋める作業なんですが、見ていると簡単そうじゃないですか?

道具を握って、スーッと動かせば終わり。

そんなイメージだったんですが、実際にやると、まあ難しい。

右手の握力は、どんどんなくなる。
隙間は、思ったように埋まらない。
高い場所は、脚立を上ったり下りたり。

隙間ひとつ埋めるのに、全身を使っています。

広さは、約5.5帖。

決して大きな空間ではないんですが、ひとつの作業だけでも、なかなかハード。

そこで、改めて思うんです。

「職人さん、よくこの単価で仕事してくれているな…」

以前、クロスの張り替えに挑戦したときも、おなじことを感じました。

見ていると簡単そうなのに、自分でやると、全然うまくいかない。

簡単な作業なんじゃなくて、簡単そうに見えるくらい上手だったんですね。

きれいに仕上げるまでに、どれだけ経験を積んできたのか。

自分の手を動かすと、見積書の金額の見え方まで変わります。

これが、DIYをして得られた、大きな価値観です。

材料代だけでは見えない、時間と仕上がり

一方で、DIYで失うものもあります。

ぼくが実感しているのは、時間と、仕上がりのクオリティ。

もちろん、自分でやれば、工事代を抑えられる部分はあります。

でも、そのぶん自分の時間を使うんですよね。

やり方を調べる。
材料や道具をそろえる。
作業して、うまくいかず、やり直す。
最後に片づける。

材料を買ってきたら、すぐ完成するわけじゃないんです。

そして、時間をかけたからといって、職人さんとおなじ仕上がりになるわけでもない。

何年も専門でやってきた人と、久しぶりに道具を握った人。

差があるのは、当然。

ここは、始める前に知っておいたほうがいいです。

作業そのものを楽しめるなら、その時間にも価値がありますが、安く済ませることだけを目的にすると、

「こんなに大変だと思わなかった…」

となりやすいんですよね。

最初から、家全部をやろうとしない

これからDIYに挑戦する方には、まず家の一部から始めることをおすすめします。

たとえば、子ども部屋の壁の一面だけ。

小さな範囲でやってみると、自分がどれくらい時間を使うのか、どこが難しいのかがわかります。

そこで楽しいと思えたら、少しずつ広げていく。

いきなり家全体に手をつけて、途中で力尽きると、暮らす場所まで落ち着かなくなります。

中古戸建てでは、職人さんに依頼するほどではないけど、少し手を加えたい場面がでてくるんですが、そういうとき、自分でやった経験があれば、

「ここなら、こんな方法もありますよ」

と伝えられることが増えるかもしれません。

いまの小屋づくりが仲介の現場で役立つのは、まだ先でしょうが仲介するときに、ちょっと作業できたらカッコよくないですか?

かゆいところに手が届く、ちょっとだけ気が利く人になりたい。

そんなことを考えながら、DIYにチャレンジしています。

成約済みの方はもちろん、仲介サポート中の方も、ぜひ、くらおの小屋に遊びに来てください。

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